2011年1月15日土曜日

本書いた横田が打ち明ける 「punctum プンクトゥム」 のこと。---After talk, on the web.(2)


「登場人物がほとんどみんな自分のことしか考えてないね」
というコメントをいただいたのですが、
それはすごく的確かもしれない。

自分がいる意味ってなんだろう?
なんて本気で悩んじゃう人は、
たいてい自分のことしか考えてないような。そんな気がしたから。

本当に、他人のために生きているんじゃないか、と思える人を、
ぼくはあまり知らない。
今ぼくの交友関係を思い返してみても、
思い当たる人物はひとりかふたりしかいない。
ほとんどみんな、自分のことメインで考えて生きてる。

そういうもんだと思うんだ。

自分のこと9割、他人のこと1割くらいの感じで、
考えたり、ゆらゆら、やっていったりとか。
そういう感じで生きてる人たちが、
たまに他人のことに必死になったりして、
その結果おもしろいことが起こったりしたら、
いいなぁ、なんて思いながら。



「カーテンコールで役者さんが並んだ時、
ああ、5人しかいなかったんだ、って思いました」
というアンケートをいただいたのですが、
きっと15役すべて、たしかに生きていたのだと思います。
褒められた生き方かどうかは、さておき。

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